川崎重工インタビューその6|生産技術におけるこれからの人材育成とは?

(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 佐藤)

生産技術におけるこれからの人材育成とは?

佐藤
今度は笠原さんにおうかがいしたいのですが、笠原さんは生産技術部の中での人材育成の担当だと思いますが、生産技術者を育成する上での課題感などが何かありますか。

笠原
人材育成をする担当といっても、私は今年の4月からそういう担当になったばかりです。

部品の担当課から移って来たばかりなので、まだ部の中の全体が見えていません。

一つの課にいると、その他の課が何をやっているか、理解できていないところがあります。

さっき森本も触れましたけれど、自分の知っているところだけではなく、もっとほかの色々な分野を知って、それを吸収して、単一の能力の生産技術者としてではなくて、部全体を見渡せるような生産技術者になってほしいと思います。

ですから、今後は課をまたいだ知識の伝承の為に、課をまたいで勉強会を計画して行けたらいいと考えているところです。

佐藤
モーターサイクル&エンジンカンパニーの生産技術部門という形ですけれど、他のカンパニーの生産技術部門の方との交流はいかがですか?

笠原
技術委員会みたいもので、ほかの工場の工場見学などはありますが、具体的な生産技術担当者との交流までは、やれていないじゃないですかね。

本社部門にモノづくり部門というのがありまして、その部門が主催して、技術交流会みたいなのをすることがあり、その場で、例えば、モーターサイクルエンジンとか、航空宇宙とかから選抜された者が集まって、会議のようなものをするというのはありますけれど、みんなはなかなかそれに参加する機会が少ないという状況ですね。

佐藤
CPEやCPE-MEは、社内の公式の資格制度のような形で認定しいただいているのでしょうか?

笠原
CPEとCPE-MEに関しては、一応、社内の資格として認定されています。

将来的にはこれを昇進要件の中に入れようかという話も出ていますけど、まだそれは進んでいません。

佐藤
生産技術者の育成という部分は、先ほどの技能伝承的なところの話と、生産技術部門の人が少なくなってきているという話があったのですけれど、少なくなってきているところで、どう教育を変えていくかとか、育成をしていくかとか、何か施策を考えていらっしゃいますか?

笠原
今までは、能力を伸ばすために研修をするということがあまりありませんでした。

入ってきたら、全体教育というのをするのですけれど、そのあとはOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で行ってもらうのが基本スタンスでしたが、それだけではやはり能力がなかなか伸びていかないとか、海外に対してもっとスキルがいるとかということがあります。

どちらかというとたたき上げで、先輩の背を見て育って行けといったところが強かったのですけれど、今の時代はそればかりではうまくいきませんので、これから研修関係を充実させて、少しずつ能力を伸ばしていこうという動きが始まったところです。

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