資生堂インタビューその5|ものづくりのベースをどのようにして作るのか?

(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 安部武一郎)

これから学習される方へ

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安部:
これから学習される方へのメッセージをお願いします。

太田:
次世代の生産を考えるためには、基礎的な知識、基本的な考え方をしっかりと押さえておく必要があると思います。

この生産技術者マネジメントガイドで、「生産技術者はイノベーションプロセスとオペレーションプロセスの要である」と言っているけれど、これからはそれだけじゃダメだと思うんです。もっと上流もっと下流まで幅広く関わっていくことが非常に大切だと思っています。

今後は「生産技術でこういう変わったモノができるので、こういう売り方をしてはどうか」というところまで踏み込んでいかなければならない。商品企画部門でも販売部門でも、その範疇だけでは革新を起こすことは限界にきている可能性があると思うんです。
これは当社の業界だけでなく、他の業界でも言えることではないか思います。

その前提として、基本的なことをきちんと理解していないと次世代の生産にはきっと辿りつけないです。生産技術者マネジメントガイドを読み込んで自分のものにしてほしいですね。

安部:
これまでは、受動的な業務が多かったということでしょうか?

太田:
受け身でもうまくいってればいいと思うんですよ。実際、過去はそれでよかったかもしれない。

それで、うまくいかなくなったら海外に工場を移せばいいのかというと、そんなことはない。例えば人件費があがってしまえば、またそこでもうまくいかなくなるということになりかねないわけですから。

環境はどんどん変化していくので、そこでしかできないモノを作らなくてはならないのは、日本でも海外でも同じなんですよ。

安部:
どんなモノを作るのでも、基本となる知識や考え方はしっかり持ってないと変化に対応できないですよね。

太田:
共通する普遍的なベースがあって、それに盛ったり削ったりして自社流にする。ベースとなる標準が大事だと思います。

最終的には、試験合格のためだけではなく、自分自身のために受験してほしいと思います。自分と自分の会社のための最低限の知識だと思って勉強してほしい。 一般的な生産技術のことと、自社のことと両方を知ることができますから。私も生産戦略ガイドと知識ガイド3(開発プロセス革新)を今でも本当によく見直しますよ(笑)

安部:
本日はありがとうございました。

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