トヨタ自動車 小形様 インタビューその1|コンカレントエンジニアリング推進の為の課題とは?

(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 勝田健太郎)

コンカレントエンジニアリング推進の為の課題とは?

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勝田
本日はCPE資格についてのお話を、トヨタ自動車株式会社の小形さんにお伺いいたします。
まずは小形さんの、現在の社内でのお立場、役割についてお聞かせください。

小形
私は実は転職者で、トヨタに入る前は中小企業で機械設備の設計開発をしていました。

2009年にトヨタに転職し、サスペンションなどのプレス・溶接領域の業務を行ってきました。
2015年5月に同部署のドライブトレーングループに異動となり、チームリーダーとして機械加工領域の生産技術業務をすることになりました。

現在の主な業務はドライブトレーン領域において新構造ダンパを開発するプロジェクトを担当しています。
生産技術領域の機械加工における原価低減案を考え、実証トライをすることで製品形状への織り込みや量産時の工法・工程・設備のめど付けをしていくのが主な役割になります。

勝田
その開発をされているプロジェクトチームにいらっしゃるのですね。
チームリーダーとしてメンバーを引っ張っていく時や、チームの一員として動いている時、あとは技術的なところなども含めて、重要と感じておられることなどあればお聞きかせください。

小形
トヨタは業務が細分化されており、各部署がそれぞれの専門領域の課題について取り組んでいるのですが、プロジェクトチームでは連携力の強化が開発力の強化につながります。

CPE-MEで学んだ知識ですが、技術革新にはナレッジマネジメントの考えが重要になります。
各部署の取り組み内容を視える化し、チーム内で技術を共有化、それら技術を連結化していくことで技術革新につながります。

そのためにはチームメンバーの相互理解とコミュニケーションが重要となり、部署の垣根を越えた連携がコンカレントエンジニアリング推進には必要となってきます。

勝田
社内での他部署とのコミュニケーションは、どのようにしてとられることが多いのでしょうか。

小形
様々な部署のメンバーで構成されたワーキンググループを形成しており、週に1~2回集まり技術課題の洗い出しと進捗確認を行っています。

勝田
コンカレントエンジニアリング推進のために課題などあればお聞かせください。

小形
コンカレントエンジニアリングはシリアルな業務プロセスではなく、同時並行推進と機能交差で開発期間を短縮することですが、そのときに重要なのは業務のラップを避けすぎないことです。

自分の担当領域以外は関係ないと考えていては、良い製品開発はできません。むしろほかの領域の技術も違う専門領域の視点で見ることで、新たな技術革新につながります。

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