トヨタ自動車 竹市様 インタビューその1|トヨタ自動車の生技部の役割とは?

(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 中川雅志)

トヨタ自動車の生技部の役割とは?

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中川
本日は、トヨタ自動車の竹市さんからお話をうかがわせていただきます。
まず、はじめに現在の竹市さんのお立場、お役職についてお聞かせください。

竹市
私は、プレス生技部の海外設備グループでグループ長を担当しております。
グループ長は一般的には課長職です。

プレス生技部は、大きく型・製品、開発、そして設備を担当する室に分かれています。
私はその設備を担当する室で、主に海外工場の設備担当をしております。
グループの具体的な業務としては、海外のプレス工場の企画、設備導入・改造関係を担当しています。

プレスの型は日本で製作して海外に出荷するものもあれば、海外で調達するものもあります。大物部品の型は弊社内製および系列のメーカーが設計・製作するというのが基本になっていますが、小物部品では現地メーカーから調達するケースが多いです。

中川
プレスの型というのは、各社のコア技術の塊だと個人的には思っておりますが、御社にとっても金型技術はコア技術と認識されているのでしょうか。

竹市
そうですね。
型を内製している部品点数は、かなり限られていますが、コアとなる技術に関しては、内製でしっかりと技術を蓄えることにこだわり、開発を進めています。

中川
現在のプレス生技部として、課題に感じている点はございますか。

竹市
課題といっていいのか迷いますが、全体的に仕事量が多く、メンバー全員の負荷が高いという問題があります。

仕事が沢山あるという事は幸せなことですが、その業務量に対して、チームの皆がやらされ感を持たず、成長感や達成感、成功体験をしっかりともって回せているかというと、現状は非常に難しいと感じています。

中間にいる我々が、頑張って活性化させないといけないと奮闘しております。

中川
担当する業務範囲が広いので、必然的に業務活動も多忙になってしまうのでしょうか。

竹市
そうですね。

例えば、特に私のグループですと、1人で海外工場に出張し、設備の現地工事の進捗管理やライン立ち上げを実施する機会がとても多いです。
メンバーの能力や経験、成長機会を踏まえた上で、誰をどの工場の担当にし、どのくらいの期間派遣するかなど、人選やメンバーのやりくりが大変です。

プレス生技部全体を見てみると、型の設計、製品品質確保はもちろん、色々な開発関係もやっています。私の部署のように設備を担当しているメンバーもおりますので、業務範囲は非常に広いと思いますね。

人数もほかの生技に比べると多いので、いろいろな分野でいろいろなメンバーが活躍しているのがわれわれの部署になります。

中川
その分、他部署からの要請も多岐にわたるのでしょうか。

竹市
新工場立ち上げを例にしますと、様々なショップと連携をとる必要が出てきますね。

他のショップと、キチンと連携をとって進めることになると、全体を見てまとめるのが生技管理部で、そこを主体にして各ショップの代表が集まっていろいろと計画していくことが必然的に増えます。

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