トヨタ自動車 竹市様 インタビューその2|南アフリカ赴任で気づいた危機感とは?

(聞き手:日本能率協会 CPE事務局 中川雅志)

南アフリカ赴任で気づいた危機感とは?

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中川
CPEの資格に取り組まれる以前に、生産技術部門として感じていた課題がありましたら教えていただけますでしょうか。

竹市
私の経験から言わせていただくと、製品軸の視点で仕事をしたことがありませんでした

型であれば、この車種のこの部品にはこの型、というかたちで製品を意識して仕事ができるのですけれど、設備というのは汎用です。
どの車種がきても、同じ設備で生産出来るというのが基本となります。

また、生産技術という中で、プレス設備というのはかなり限定された部分の仕事のため、あまり弊社の生産技術・製造現場全体を見て仕事ができていないとずっと思っていました。

そのような中で、2009年の10月から2012年いっぱいまで、製造部付きのコーディネーターとして、南アフリカに出向しました。
やはり海外赴任をしますと、今までの業務範囲とは変わります。

日々の品質・生産管理、そして車両生産を立ち上げまでを幅広く理解することが求められます。その一方で、自身の経験を振り返ると、非常にコアな部分、狭い範囲で業務し、他のボディや組立工程などとの関わりを持てていないと感じていました。

漠然と生産技術にいるけれど、全体が俯瞰できていない、そんな危機意識はありました。

中川
それが、竹市さんの中での1番の課題、危機感のようなものですね。

竹市
そうですね。

職位は上がって行くけれど、他の工程のことがよくわかってないというところで、私自身が成長できているのか、成長できていないのか、ずっと曖昧なまま日々の業務に追われていたというのが、私個人的な感想です。

中川
実務だけでは設備軸の業務範囲のみにしか関われていなかったのが、南アフリカの工場に行くことで、様々な業務をみることができたのですね。

竹市
はい。正直プレスという領域から、工場全体の生産とはどういう仕組みで動いているのか、車としての品質はどのようにして作り込むのか、というところを現地現場で体験することができました。

それまでとは違った目線で仕事をする立場になることで、良い経験を積めましたし、つくずく勉強不足だな、と危機感も覚えました。

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